人の八十年の一生は0.0035秒である。(※多少のネタバレあり)

◇『宇宙に命はあるのか —人類が旅した一千億分の八—』小野雅裕◇

前回の記事(→『宇宙に命はあるのか —人類が旅した一千億分の八—』小野雅裕)から続きまして、今回は少し内容をご紹介させて頂きたいと思います!と言っても専門的な話や感想は上手く言えないので、宇宙初心者の私が面白いと感じた部分をご紹介します♩(だからこの本は全く宇宙の知識がない人でも楽しめる素敵な一冊なのです!)

人の八十年の一生は0.0035秒。

これは宇宙の138億年の歴史を1週間に縮めてみたときの数字です。そしてこれは創世記に神が世界を1週間で創成したと記していることから宇宙の場合に当てはめてのことです。

だからもちろん私達の住む地球上の時間ではありません。しかしこの数字から、私たちの頭上に広がる空の先・宇宙に比べて人の一生はなんて一瞬なのだろうと思いました。

そしてこの本に出てくる実在の人物たちは、その一瞬をかけて、限りなく無限な宇宙に挑んだんだなぁと思うとじわじわと感動が胸に広がるのです。

「何かを不可能と決めつけるのは無知のせいにすぎないと、科学は教えてくれた。個人においても、何が限界か、何が手が届く範囲にあるのかは分からない。どれだけ成功できるかは真摯に挑戦するまでわからない。

勇気が持てぬなら思い出してほしい。全ての科学もかつては幼かったことを。科学は繰り返し証明してきたのだ。昨日の夢は今日の希望となり、明日の現実となることを。」(『宇宙に命はあるのか —人類が旅した一千億分の八—』小野雅裕 P20、P21より引用)

これは「ロケットの父」と言われているゴダードの高校卒業時のスピーチです。

この先、どんなに上手くいかない結果でも「うまくいかないことが分かった」という結果に置き換えて、一歩一歩。

この本にはたくさんの宇宙に魅了された人たちが登場します。

またこの本ではこんな逸話を紹介しています。

ケネディー大統領がNASAに視察で訪れた時、廊下に箒を持った清掃員がいたので尋ねたそうです。「あなたは何の仕事をしているのですか?」

彼は胸を張って誇らしげに答えたそうです。「---」

この本には、月を歩いた12人の宇宙飛行士の華やかな活躍が載っているのではないのです。無名の、40万人(アポロに携わった人の数)の軌跡が記されているのです。

ぜひ本を手に取り「---」の部分やアポロを根底から支えた技術者たちの言葉を知って欲しいと思います。英雄伝だけでなく、酒の席での苦労談を。そして無名の40万人のヒーローがいたことを。

その誰もが常識との戦いであり、不可能への挑戦だったことを。

 

本日はこの辺で。ありがとうございました!

Aÿǎ♡

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