今日はあなたの人生において大切なことに気づける本をご紹介!〇
◆君型迷宮図◆
気が付いたら見知らぬ場所。僕は記憶喪失―。
どうか、君にといてほしい。この記憶迷宮のからくりを―
わたしの今、会いたい人ベスト3に入る作家・久米絵美里さんの
前代未聞のファンタジー。
朝日小学生新聞に連載され話題となり昨年発売された一冊です。
久米絵美里さんと言えば、
ここでもご紹介した“大人に読んで欲しい”児童書「言葉屋」の作家さんなのですが
こちらもまた、大人のあなたへ贈りたい一冊です。
もしくは、小学生高学年くらいのお子さん(甥っ子や姪っ子)がいれば是非贈ってほしいです。
言葉屋同様、久米絵美里さんは、
本当に大切なことを、とても優しく、また力強い表現で伝わるように書いています。
それってすごく難しいことだと思うのです。
難しいことをそのまま難しい言葉を用いて伝えることよりも
難しいことを小さい子にも伝わるように伝える方がとっても難しいのは想像できると思います。
それを久米さんは「物語」を通して、しっかりと心まで届けます。
実は今回の本は、読んでるとモヤモヤします。
多分大人の方がモヤモヤするんじゃないかな。
視界が霧がかってハッキリしない状態で進んでいきます。
まぁ主人公が記憶喪失なので、そのスッキリできない負担も一緒に感じながら。
でも、たまに本を読んでいるとありませんか?
「この、一行を読むためにこの物語があるんだ」と思える本。
そんな本です。
このセリフに出会うために今までがある、ぐっとくる瞬間が訪れる本。

私は図書館で借りてから買いました!
どうしてもお友達の子にプレゼントしたくて。
君型迷宮図 [ 久米絵美里 ]価格:1,320円 (2019/10/14 23:21時点) 感想(1件) |
言葉屋は自分で揃えて本棚に並べておきたいけど、君型迷宮図はプレゼントしたい一冊♡
久米絵美里さんの作品は大人にこそ読んで欲しいです。
そしていつかお会いしたい。。。!!♡

Aÿâ♡
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